【0190】T|X Blazerでの強制リセットの検証その2

検証の続きです。
前回のエントリで"ある程度負荷のかかる作業をした後に「Blazer」を起動するとリセットされるようなので"と書いたのですが、この辺りを探っておけば回避策も見つかるかも知れません。
(原因とみられる「TS-Font-Hack-DA」とは、海外製アプリでスモールフォントを独自に持っている場合に、日本語表示が化けてしまうのを防いでくれるとてもありがたいDAです。)

現段階で使えるアプリは標準アプリとバンドルアプリのみです、その中で「Documents To Go」を使って簡単に再現出来ますので紹介しておきます。

条件を揃える為に(完全に揃うのかどうかが、私には解りませんが)、まずソフトリセットを手動で行います。
立ち上がったら、まず「DA Launcher」のDA一覧から「TS-Font-Hack-DA」を"実行"して"Enabled"にします。(DA Launcher自体は"停止中"です、起動していても同じだとは思いますが、一応他の要素を出来るだけ排除する為に停止しました)
「Documents To Go」を起動してデモ用3書類をそれぞれ一回ずつ開きます。
(単純に開いて、閉じて、又次を開くでOK)
「Blazer」を起動しようとするとリセットが掛かります。(100%)
試しに「Documents To Go」のデモ用3書類の内、2つだけを開いてから「Blazer」起動してみると、組み合わせ、及び順番によって違う結果になりました。
Sheet→Word:フリーズ
Sheet→Slide:起動
Word→Slid:Disabledでリセット
Word→Sheet:即リセット
Slide→Sheet:起動
Slide→Word:Disabledでリセット

上記"Disabledでリセット"と言うのは、「Blazer」は起動するのですが(よっこらしょという感じで)、その後「TS-Font-Hack-DA」を"Disabled"にしようとするとリセットしてしまう物です。(この辺りに、リセットの掛かる負荷の境があるようです)
ちなみに、Slideshow To Goは書類を開いただけで、Slideモードの表示はしていない状態です、Slideモードの表示まですると、全ての組み合わせで即リセットします。

面白いのはこのリセットの仕方で立ち上がるまでに掛かる時間が違った事です。
即リセットの時は17〜18秒で再起動したのですが、Disabledでリセットの場合だと50秒程掛かります。
オレンジ色の新しいPalmロゴの出ている時間は、ほぼ同じなのですが、その後のPalm POWERDのロゴが出ている所で2.5倍程違いがあります。
(何が違うのかは、私にはさっぱり解りません)

さて、そこで回避策ですが、いろいろ試してみた結果、間違いなさそうなのは「TS-Font-Hack-DA」を使用したいアプリを起動する時だけ"Enabled"にすると言う事です。
つまり、常駐させない事ですね。
該当アプリの起動直前に"Disabled"に一度して、また"Enabled"に戻しても起動はするのですが、場合によっては"よっこらしょな"起動の仕方をしますので、あまり良い状態ではなさそうです。

私の環境では、「Blazer」だけがあてはまるアプリですので(Quick Tourにも適用できるそうですが、見る事はありませんしね)、こまめに切り替えることにします。

これで、安定してくれるとうれしいのですが、寂しくもありますね。(どっちだ!?)

前回も書きましたが、「TS-Font-Hack-DA」はT-Pilotのせきのさんがケーススタディとして配布されているDAです。
導入される場合は、自己責任でお願いします。

T-Pilot:http://www5f.biglobe.ne.jp/~T-Pilot/
Simple-Palm:http://simple-palm.com/
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