【0088】告発!

今回は、とある人物からの告発文書を入手しましたので、独占公開します。


 先月、郵便局の口座から水道代が2回引き落とされるという事態が発生しました。
 過去の領収書を引っ張りだして金額を照会しても同じ金額のものがなかったので、
水道局に問い合わせてみると「こちらから請求した分ではない」との返答(名前だけで過去の水道料金は検索できるらしいです、それはそれでオソロシイことではあります)。
 通帳記入をしてチェックしていた時にこの事態に気付いたのですが、
よく見てみるとひとつは「水道代(◯◯チョウ)」となっています。どこデスカ、それ?
 どうしようもないので近所の簡易郵便局に行って窓口で聞いてみましたが、そこではどのようにして調べたらいいのかも分からないので本局へ行って下さいとの事。
「印鑑と名義と住所が合ってないと引き落とせないはずなんだけど」と窓口の方も不思議そうに言っておられました。
 数日後、本局とやらへ行って「身に覚えのない引き落としがあるんですが」と聞いてみると、意外や意外、ああそうですか、調べてみますね、といった、いかにも「よくある」事のようにして対処されました。よくあるんですか?こういうことは---?
 とりあえず、中央なんとかセンターとかいうところ(忘れました)に問い合わせるのに時間がかかるので30分ほど待ってほしいと言われたので、電話番号を知らせてから昼食でも食べに行く事にしました。
 あっつぅいうどんを食べていると、携帯電話が鳴りました。◯◯チョウの担当者さんだそうです。
彼の説明では、早い話が「番号の入力間違い」だそうで、とりあえず事のいい訳をされ、「すみません」と謝られ、入金をしますのでまた電話します、そんな事でした。
 間髪を入れずに郵便局から「そういう事なんですが、ちゃんと謝っていましたか?」と確認の電話。
は?ええ、確かに謝られましたよ。ええと、どういうことなんだろう---
 電話を切ってからゆっくり考えてみたんですが、番号を間違えただけで他人の口座から引き落とせるというのはどういう事でしょう?分かりません。
まだ通帳は預けたままなので、郵便局へ戻ることにしました。
 郵便局へ着くと、◯◯チョウの担当者さんから「今から入金するので15分位したら確認して下さいとの」電話。もういいから、入金してから電話して下さいよ。
 通帳を受け取りに行くと「相談窓口」コーナーに座らせられまして「そんな訳で、お客さんが早く気付いて下さってよかったです」とかなんとか。悪人は◯◯チョウの担当者さんでした、めでたしめでたし、さあ帰って下さいと言わんばかりです。
 ちょっと待て!「名義が違うのにどうして落とされるんですか?」「----------そうですよね。おかしいですね。」え?なんですか?分からないんですか?
「ちょっとこちらへ上がって頂いてお待ちください」って、とうとう連れ込まれてしまいました。
半分倉庫みたいな、書類の積まれた2畳くらいの部屋です。でもソファがあるから応接室なんでしょう、ああ、困ったなぁ。名義確認をしないのかどうかを聞きたいだけなのに。でも、していないからこそ引き落とされたんでしょうけど。
 しばらく待っていると課長さんなる人物登場。
やっと話が分かる人が、と思いきや---「データはフロッピーで電算センターへ直接持って行かれるんです」フロッピー?まさか、そんな。「そこで名義の確認はされないんですか?」「役場との取り決めで、役場側でしてもらう事になっています」やっと知りたい事が分かりました。はい。
つまり、担当者さんが入力中に何か事件が起きて名義を確認しなかった、とか、そんな事だったと想像できます。
 そこで次なる疑問がふと湧きました。
「という事は、そこで不正引き落としとかもできてしまうんですね」そんな事を聞いたと思います。
「そんなことがあってはならないので、徹底するようにしているんですが」というような言い訳を聞いたと思います。
郵便局には一切責任はありません、そんな態度でした。
 そうこうしているとドアがノックされ、私に電話が入っていると言われました。
あ、そういえば話し中に携帯が鳴っていた気が。電話をつなぐまで今度は仕事場のパソコンの前に座らされました。
こんなの見ちゃっていいのかな? 電話は、担当者さんから「入金を確認して下さい」という電話でした。
さっきまで「あっちのATMで通帳記入をして確認したら帰ってね」という感じだった課長さんの態度が、「記入してきます、しばらくお待ちください」に変わっていました。むぅ。
 入金は無事確認され、担当者さんに電話を入れました。何度も謝られましたが、「すいませんでしたね!」と投げやりになっています。もうやけくそです。
きっと郵便局側からうるさく言われたのでしょう、かわいそうになってきました。
 もういいや、帰るかと思ったら、「車で来られましたか?ではこちらからどうぞ」と通用口へ案内され、ドアを開けてお見送りをされてしまいました。なんだかVIP待遇です。
でも、結局郵便局員からの謝罪は一度も聞けなかったのでした。
私もあの「本局」へ行く事は2度とないでしょう---


以上、告発と言う割には柔らかいのですが、
要は「どうなっとんじゃ、郵政公社〜っ!」ってことです。
客から預かっているお金を、ロクに確認もせずに引っ張りだしてんですよ。
あげくに、悪いのは"入力ミスした役所側"ですからね、開いた口の顎がはずれちゃいます。

みなさん、通帳の記入はまめにやってちゃんと確認しましょう。
今や何も信用出来ません、自分は自分で守らなければならないのです。

告発文:たろ氏(身内)
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