2003/12/03 水 12:00
【0061】捨てたもんじゃない
羽田空港の搭乗待ち合い室内のおそばやさんでのこと。
70過ぎのおじいさんが「冷たいうどんはないの?」と店員に聞きます。
メニューには、かけ、月見、かきあげ、きつね(全て温かいヤツ)しかありません。
「つゆは温かくていいから、冷たいうどんをつけ麺で食べたい」おじいさん譲歩します。
ここは個人経営の町のそばやではありません。
「おじいちゃんそれは無理だろう」と心で呟く私。
先輩であろう、もう一人の店員に訪ねた後、「わかりました」と店員のおねえさん。
それを聞いて、「卵もね」とおじいさん。
思いもよらぬ展開にひとり驚く私。
「お待たせしました」と出てきたおぼんには、水でほぐしたうどんのどんぶり、つゆだけ入ったどんぶり、卵の入ったおわんと3つの器が乗っていました。
この店で可能な限りのサービスです。 二人の店員もいやな顏ひとつ浮かべていません。
「おじいちゃん、まだまだ捨てたもんじゃないねぇ」とまた心で呟く私。
70過ぎのおじいさんが「冷たいうどんはないの?」と店員に聞きます。
メニューには、かけ、月見、かきあげ、きつね(全て温かいヤツ)しかありません。
「つゆは温かくていいから、冷たいうどんをつけ麺で食べたい」おじいさん譲歩します。
ここは個人経営の町のそばやではありません。
「おじいちゃんそれは無理だろう」と心で呟く私。
先輩であろう、もう一人の店員に訪ねた後、「わかりました」と店員のおねえさん。
それを聞いて、「卵もね」とおじいさん。
思いもよらぬ展開にひとり驚く私。
「お待たせしました」と出てきたおぼんには、水でほぐしたうどんのどんぶり、つゆだけ入ったどんぶり、卵の入ったおわんと3つの器が乗っていました。
この店で可能な限りのサービスです。 二人の店員もいやな顏ひとつ浮かべていません。
「おじいちゃん、まだまだ捨てたもんじゃないねぇ」とまた心で呟く私。
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